「ホームページをリニューアルすることになったけれど、何から始めればいいの?」と悩んでいませんか?
ホームページのリニューアルは、デザインを新しくするだけではありません。目的を整理し、現在のサイトを分析したうえで、必要なページや機能、予算、スケジュールなどを決めていく必要があります。
とはいえ、最初から専門的な知識や細かな計画が必要なわけではありません。
この記事では、初めてホームページのリニューアルを担当する方にもわかるように、何から始めればいいのか、どのような順番で進めればいいのかを7つのステップで解説します。
費用や期間、SEOへの影響、制作会社へ相談する前に準備しておきたいことなど、リニューアルでよくある疑問もまとめました。
この記事を見ながら、ぜひ1つずつ準備を進めていってください!
まず確認!ホームページリニューアルの進め方【7ステップ】

ホームページのリニューアルは、いきなりデザインを考えるところから始めるわけではありません。
まずは「なぜリニューアルするのか」を整理し、現在のホームページの状況や課題を確認したうえで、必要なページや機能、予算などを決めていきます。
専門用語を使わずに、アクションリストとして使えるレベルで紹介します!
STEP1|リニューアルする目的を決める
ホームページをリニューアルするとき、最初に決めたいのが「なぜリニューアルするのか」です。
「デザインが古くなったから」「そろそろ作り直したいから」だけで進めてしまうと、見た目は新しくなっても、本来の課題が解決されないことがあります。
たとえば「問い合わせを増やしたい」のであれば、デザインだけでなく、サービスの伝え方や問い合わせまでの導線も見直す必要があります。「採用を強化したい」のであれば、求職者が知りたい情報や応募までの流れを考える必要があります。
大切なのは、「ホームページを新しくすること」を目的にしないこと。
まずは「今のホームページで何に困っているのか」「リニューアルして何を実現したいのか」を整理しましょう。
担当者アクション
今のホームページで困っていることを、3つほど書き出してみましょう。
たとえば...
- 問い合わせが少ない
- 採用応募が来ない
- デザインが古い
- 商品・サービスの魅力が伝わっていない
- スマートフォンで見づらい
- 自社で更新しにくい
- 検索からのアクセスを増やしたい
などでOKです!
この段階では、「問い合わせを30%増やす」といった細かな数値や専門的な目標まで決める必要はありません。
STEP2|現在のホームページを分析する
リニューアルだからといって、今のホームページをすべてゼロから作り直せばいいとは限りません。
現在のサイトには、「よく見られているページ」「検索から多くの人が訪れているページ」「問い合わせにつながっているページ」など、これまで蓄積してきたデータがあります。
反対に、ほとんど見られていないページや、途中で離脱されやすいページが見つかることもあります。
こうしたデータを確認することで、「残すもの」「改善するもの」「新しくするもの」を判断しやすくなります。
Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどを利用している場合は、アクセス数や検索流入、ユーザーの行動なども確認しておきましょう。
大切なのは、「なんとなく古いから全部変える」のではなく、今のサイトの良いところも活かしてリニューアルすることです。
担当者アクション
まずは「残したいページ」と「改善したいページ」をそれぞれ書き出してみましょう。
可能であれば、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどを使って、次の項目も確認します。
- よく見られているページ
- Google検索からアクセスされているページ
- 問い合わせにつながっているページ
- アクセスが少ないページ
- 内容が古くなっているページ
アクセス解析の方法が分からない場合は、この段階ですべて自社で分析する必要はありません。 制作会社に「現在のサイトも分析してほしい」と相談する方法もあります。
「残したいもの」「困っているもの」がある程度整理できれば、STEP2は完了です!
STEP3|ユーザー・競合サイトを調べる
次に、「誰に見てもらうホームページなのか」を整理し、競合サイトを確認します。
同じ商品・サービスでも、お客様が知りたい情報はそれぞれ異なります。たとえば採用サイトなら求職者、サービスサイトなら見込み客など、ターゲットによって必要な情報や伝える順番も変わります。
あわせて競合サイトを確認し、どんなサービスを打ち出しているか、どんな情報を掲載しているか、問い合わせまでどのように案内しているかを比較してみましょう。
ただし、競合サイトの真似をすることが目的ではありません。「他社にはあって自社にはないもの」「他社にはない自社の強み」を見つけ、リニューアル後のサイトに活かすことが大切です。
担当者アクション
「ホームページを一番見てほしい人」と「参考にしたい競合サイト3社」を書き出してみましょう。
競合サイトを見るときは、難しい分析をする必要はありません。
- 何を一番強くアピールしている?
- どんな情報・ページがある?
- 分かりやすいところは?
- 分かりにくいところは?
- 自社の方が優れているところは?
この5点をメモするだけでも十分です。
「誰に見てもらうのか」と「競合と比べて何を伝えるべきか」が整理できれば、STEP3は完了です。
STEP4|必要なページ・機能を整理する
目的やユーザーが整理できたら、次は「新しいホームページに何が必要か」を考えます。
会社概要やサービス紹介、お問い合わせといった基本的なページだけでなく、目的によって必要なページは変わります。たとえば、問い合わせを増やしたいなら実績やよくある質問、採用を強化したいなら社員紹介や働く環境なども検討したいところです。
また、ブログ・お知らせを自社で更新する仕組み、問い合わせフォーム、予約機能、会員機能、AIチャットなど、必要な機能もこの段階で整理しておくと、その後の見積もりや制作がスムーズになります。
ただし、最初から細かな仕様まで決める必要はありません。まずは「絶対に必要」「できれば欲しい」に分けて考えてみましょう。
担当者アクション
新しいホームページに「必要なページ」と「欲しい機能」を書き出してみましょう。
たとえば、
- トップページ
- 会社概要
- 商品・サービス紹介
- 実績・事例
- お客様の声
- よくある質問
- 採用情報
- お問い合わせ
- お知らせ・ブログ
- 予約・申し込み機能
- 自社で更新できる機能
- AIチャット・AI検索など
書き出したら、それぞれを「必須」と「できれば欲しい」に分けます。
判断に迷うものは、無理に決めなくても問題ありません。制作会社に目的を伝え、必要性から提案してもらう方法もあります。
「どんなページ・機能が必要そうか」を大まかに整理できれば、STEP4は完了です!
STEP5|予算・スケジュールを決める
必要なページや機能が見えてきたら、リニューアルにかけられる予算と、いつまでに公開したいかを整理します。
ホームページの制作費用は、ページ数やデザイン、写真・原稿の制作、システムやAIなどの機能によって変わります。そのため、最初から細かな金額を決めるというより、「このくらいまでなら検討できる」という予算の目安を決めておくと、制作会社から現実的な提案を受けやすくなります。
スケジュールについても、「できるだけ早く」ではなく、採用開始や新商品の発売、年度替わりなど、公開したい時期がある場合は先に決めておくことが大切です。
また、制作会社だけでなく、自社での原稿・写真の準備や内容確認にも時間が必要です。余裕を持ったスケジュールを考えておきましょう。
担当者アクション
「予算の目安」と「公開希望日」の2つを社内で確認しましょう。
あわせて、次の項目も確認しておくとスムーズです。
- 予算はどのくらいまで検討できる?
- いつまでに公開したい?
- 公開時期をずらせない理由はある?
- 社内の担当者・決裁者は誰?
- 原稿や写真は誰が準備する?
- 制作途中の確認には誰が参加する?
この段階で、正確な制作費や細かな工程まで決める必要はありません。
「予算は○○万円前後」「○月ごろまでに公開したい」など、大まかな条件を整理できればSTEP5は完了です。
STEP6|制作会社を選び、制作する
ここまで整理できたら、ホームページ制作会社へ相談し、依頼する会社を選びます。
制作会社によって、得意な業種やデザイン、SEO、マーケティング、システム開発など強みは異なります。費用だけで比較するのではなく、今回のリニューアルの目的を実現できる会社かどうかを基準に選ぶことが大切です。
依頼する会社が決まったら、サイト設計、デザイン、原稿作成、コーディングなどの制作へ進みます。専門的な制作工程まで担当者が理解する必要はありませんが、デザインや掲載内容などの確認・承認は自社でもしっかり行いましょう。
また、「制作会社にすべてお任せ」にするのではなく、自社の商品やサービス、強みについて必要な情報を共有することも、良いホームページをつくるうえで重要です。
担当者アクション
候補となる制作会社へ相談し、提案内容を比較してみましょう。
比較するときは、金額だけでなく次のポイントも確認します。
- 自社の目的や課題を理解してくれている?
- 目的に合った提案になっている?
- 得意分野や実績は合っている?
- SEOや集客についても相談できる?
- 必要なシステム・機能に対応できる?
- 費用に何が含まれている?
- 公開後のサポートはある?
- 担当者とのコミュニケーションは取りやすい?
「安い会社」ではなく、「今回の目的を一緒に実現できる会社」を選べれば、STEP6は完了です。
STEP7|公開後の効果を確認・改善する
ホームページは、公開したらリニューアル完了ではありません。
リニューアル前に決めた目的に対して、実際にどのような変化があったのかを確認することが大切です。
たとえば「問い合わせを増やす」が目的なら問い合わせ数、「採用を強化する」なら応募数、「検索からのアクセスを増やす」なら検索順位やアクセス数など、目的に合わせて見る数字も変わります。
また、公開後のデータを見ることで、「よく見られているのに問い合わせにつながっていない」「想定より読まれていない」といった新たな課題が見つかることもあります。
一度で完璧なホームページを目指すのではなく、実際のユーザーの反応を見ながら少しずつ改善していくことが大切です。
担当者アクション
STEP1で決めた「リニューアルの目的」をもう一度確認しましょう。
そのうえで、目的に合った数字を定期的に確認します。
- 問い合わせを増やしたい → 問い合わせ数・問い合わせ率
- 採用を強化したい → 応募数・採用ページの閲覧数
- 集客を増やしたい → アクセス数・検索流入数
- 商品を知ってもらいたい → 商品・サービスページの閲覧数
- SEOを強化したい → 検索順位・検索からのクリック数
Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどを活用すると、公開後の変化を確認できます。
まずは「リニューアル前と比べて、目的に近づいているか?」を確認できればOKです。
改善点が見つかったら、ページの内容や導線などを少しずつ見直していきましょう。
効果を確認し、次の改善につなげるところまでできればSTEP7は完了です。
結局、ホームページリニューアルは何から始める?
「ホームページをリニューアルすることは決まったけれど、何から手をつければいいのかわからない」という方も多いでしょう。
最初からサイト構成やデザイン、必要な機能まで考える必要はありません。まずやるべきことは、「今のホームページで困っていること」を整理することです。
たとえば、「問い合わせが少ない」「採用に活用できていない」「情報が古い」「自社で更新しにくい」など、難しく考えずに気になっていることを書き出してみましょう。
そこから、今、何に困っている? → リニューアルして、どうなりたい?と考えていけば、リニューアルの目的が見えてきます。
また、制作会社へ相談する前に、サイト構成やデザインまで自社で決めておく必要はありません。「何に困っているのか」「どうしたいのか」まで整理できていれば、具体的な方法は制作会社と相談しながら決めることができます。
最低限、この3つだけ整理してみましょう!
| 確認すること | 例 |
|---|---|
| 今、何に困っている? | 問い合わせが少ない、情報が古い |
| どうなりたい? | 問い合わせを増やしたい、採用を強化したい |
| いつまでに? | 新年度まで、採用開始まで、新商品発売まで |
この記事の最後に、担当者さんがそのまま使える「ホームページリニューアル前チェックリスト」を用意しました!
「何を準備すればいい?」という方は、ぜひご活用ください。
制作会社に相談する前に準備しておくこと
ホームページ制作会社へ相談するときに、すべての内容を決めておく必要はありません。「何ページ必要なのか」「どんなシステムが必要なのか」といった専門的な部分は、制作会社と相談しながら決めていけば大丈夫です。
一方で、現在の課題や希望する条件をある程度整理しておくと、制作会社も状況を理解しやすくなり、打ち合わせや見積もりがスムーズになります。
リニューアルしたい理由
「問い合わせを増やしたい」「採用を強化したい」「情報が古くなった」など、なぜリニューアルしたいのかを整理しておきましょう。具体的な解決方法まで考える必要はありません。
予算の目安
正確な制作費が分からなくても、「どのくらいまでなら検討できるか」という予算の目安があると、制作会社も予算に合わせた提案をしやすくなります。
公開したい時期
「新年度まで」「採用開始まで」など、希望する公開時期があれば伝えましょう。明確な期限がなければ、「○月ごろ」程度でも問題ありません。
残したいページ・コンテンツ
実績やブログ、お客様の声など、現在のサイトから残したい情報があれば整理しておきましょう。
アクセスの多いページなどは、SEOの観点からも安易に削除しないことが大切です。
参考にしたいホームページ
「こんな雰囲気にしたい」「この機能が使いやすい」など、参考になるサイトがあれば共有します。どこが良いと思ったのかも伝えると、イメージを共有しやすくなります。
ドメイン・サーバーなど現在の契約情報
現在利用しているドメインやサーバー、メールなどの契約状況も、分かる範囲で確認しておきましょう。契約先が分からない場合は、そのことを制作会社へ伝えればOKです。
ホームページリニューアルにかかる期間とスケジュール
ホームページのリニューアルにかかる期間は、サイトの規模やページ数、必要な機能によって異なりますが、一般的な企業サイトであれば3〜6ヶ月程度をひとつの目安として考えておくとよいでしょう。
ただし、ページ数が多いサイトや、予約・会員機能などのシステム開発を伴う場合は、さらに時間がかかることもあります。
| 工程 | 主な内容 |
|---|---|
| 準備・ヒアリング | 目的・課題・要望などを整理 |
| サイト設計 | ページ構成・掲載内容・必要な機能を決定 |
| デザイン | トップページ・下層ページなどをデザイン |
| 制作・システム構築 | コーディング・CMS・必要な機能を実装 |
| 確認・修正 | 表示・文章・リンク・フォームなどを確認 |
| 公開 | 新しいホームページへ切り替え |
余裕を持ったスケジュールを組むことが大切
ホームページ制作では、制作会社が作業する時間だけでなく、自社で内容を確認したり、原稿や写真を準備したりする時間も必要です。
特に、社内で複数人の確認や承認が必要な場合は、想定以上に時間がかかることがあります。
「新年度に合わせたい」「採用活動が始まるまでに公開したい」「新商品の発売日に合わせたい」など期限が決まっている場合は、公開希望日から逆算して、早めに制作会社へ相談することをおすすめします。
また、「3ヶ月あれば必ず完成する」というわけではありません。サイトの規模や機能、原稿・写真の準備状況などによって制作期間は変わるため、まずは公開したい時期を制作会社へ伝え、現実的なスケジュールを相談しましょう。
ホームページリニューアルにかかる費用
ホームページのリニューアル費用は、サイトの規模やページ数、デザイン、必要な機能などによって大きく異なります。
既存サイトのデザインを変更する程度のリニューアルと、サイト構成から見直し、写真撮影や原稿制作、システム開発まで行うリニューアルでは、必要な費用も変わります。
そのため、「ホームページリニューアル=○○万円」と一律に考えるのではなく、何をどこまでリニューアルするのかを整理したうえで見積もりを取ることが大切です。
リニューアル費用を左右する主なポイント
| 項目 | 費用が変わるポイント |
|---|---|
| ページ数 | 制作するページが多いほど作業量が増える |
| デザイン | オリジナルデザインの範囲や制作内容 |
| 原稿作成 | 自社で用意するか、制作会社へ依頼するか |
| 写真・動画 | 撮影や動画制作を依頼するか |
| CMS | WordPressなど更新機能の構築範囲 |
| システム・機能 | 予約、会員、検索、AIなどの機能を導入するか |
| SEO・マーケティング | 調査・分析やSEO対策などをどこまで行うか |
予算が決まっている場合は、「○○万円程度で、どこまでできますか?」と制作会社へ相談するのも一つの方法です。
ホームページリニューアルでよくある6つの失敗
ホームページをリニューアルしても、必ず問い合わせやアクセスが増えるとは限りません。進め方を間違えると、「見た目はきれいになったけれど成果が変わらない」「以前より使いにくくなった」ということもあります。
ここでは、リニューアル前に知っておきたい代表的な6つの失敗を紹介します。
① デザインを新しくすることが目的になる
「古く見えるから」という理由だけでデザインを変更すると、見た目は新しくなっても、問い合わせや採用などの課題が解決されないことがあります。
「なぜリニューアルするのか」「何を改善したいのか」を先に決め、その目的に合わせてデザインやサイト構成を考えましょう。
② 今のサイトを分析せずに作り直す
リニューアル前のサイトには、アクセスや検索、問い合わせなど、これまで蓄積されたデータがあります。
よく見られているページまで「古いから」と削除してしまわないよう、残すもの・改善するもの・新しくするものをデータを見ながら判断することが大切です。
③ ユーザーではなく社内の意見だけで決める
「社長はこのデザインが好き」「営業部はこの情報を載せたい」など、社内の意見だけでサイトを作ってしまうケースにも注意が必要です。
ホームページを見るのはお客様や求職者です。「自分たちが伝えたいこと」だけでなく、「ユーザーが知りたいこと」を考えて構成しましょう。
④ 必要なページまで削除してしまう
サイトをすっきりさせるためにページを減らした結果、ユーザーに必要な情報や、検索からアクセスを集めていたページまで削除してしまうことがあります。
特に既存ページを削除・統合する場合は、アクセス状況やSEOへの影響を確認してから判断しましょう。
⑤ SEOを考えずにURLを変更する
リニューアルに伴ってページのURLを変更すると、検索エンジンからの評価やユーザーのアクセスに影響する可能性があります。
URLを変更する必要がある場合は、旧URLから新URLへの適切なリダイレクトなど、SEO評価をできるだけ引き継ぐための対応が必要です。
⑥ 公開後の運用を考えていない
ホームページは、公開して終わりではありません。
サービス内容や実績、お知らせなどを更新しながら、アクセスや問い合わせ状況を確認し、改善していく必要があります。
リニューアル時点から、「誰が更新するのか」「どのように効果を確認するのか」まで決めておくと、公開後も運用しやすくなります。
リニューアルでSEO評価を落とさないための注意点
ホームページをリニューアルするときに注意したいのが、これまで積み上げてきたSEO評価をできるだけ引き継ぐことです。
デザインやサイト構成を大きく変更すると、ページのURLや内容も変わることがあります。適切な対応をせずに公開すると、検索順位やGoogle検索からのアクセスに影響する可能性があります。
特に、すでに検索からアクセスを集めているホームページでは、「新しくすること」だけでなく「今あるSEO評価をどう引き継ぐか」も考えてリニューアルしましょう。
アクセスの多いページを把握しておく
リニューアル前に、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどを使って、どのページが検索やアクセスを集めているのか確認します。
アクセスの多いページは、タイトルや本文、URLなどを安易に変更・削除しないことが大切です。
既存URLをむやみに変更しない
サイト構成を整理するためにURLを変更することもありますが、必要がなければ既存URLを維持する方法も検討しましょう。
特に検索流入が多いページは、URLを変更する必要があるのかを事前に確認します。
URLを変更する場合はリダイレクトを設定する
ページのURLを変更・統合する場合は、旧URLから適切な新URLへ301リダイレクトを設定します。
これにより、古いURLを訪れたユーザーを新しいページへ案内でき、検索エンジンにもページの移転を伝えられます。
検索流入のあるコンテンツを安易に削除しない
「古い記事だから」「デザインをすっきりさせたいから」という理由だけでページを削除するのは注意が必要です。
一見重要ではなさそうなページでも、検索から多くのユーザーを集めている場合があります。アクセスや検索状況を確認し、残す・改善する・統合する・削除するを判断しましょう。
Google Analytics・Search Consoleなどを引き継ぐ
リニューアル後も効果を比較できるよう、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどの計測環境も確認しておきます。
公開前後のデータを継続して確認できれば、アクセスや検索順位に大きな変化がないかを早い段階で把握できます。
失敗しないホームページ制作会社の選び方
ホームページ制作会社には、デザインに強い会社、SEO・集客に強い会社、システム開発に強い会社など、それぞれ得意分野があります。
そのため、会社の知名度や制作費だけで決めるのではなく、「今回のリニューアルで実現したいことに強い会社か」を基準に選ぶことが大切です。
現在の上位記事でも、目的との相性・実績・提案内容・SEOやマーケティング・公開後のサポートなどが主要な判断軸として挙げられています。
リニューアルの目的に合った会社か
「問い合わせを増やしたい」「採用を強化したい」「ブランドイメージを変えたい」など、目的によって選ぶべき制作会社は変わります。
まずは、STEP1で決めたリニューアルの目的を実現できそうな会社かを確認しましょう。
自社に近い実績があるか
制作実績を見るときは、件数だけでなく、自社と近い業種や目的のホームページを制作した経験があるか確認します。
可能であれば、制作会社の実績ページだけでなく、実際に公開されているホームページも見てみましょう。 類似業種・規模の実績確認は、制作会社選びの代表的な評価項目です。
デザイン以外も提案してくれるか
ホームページリニューアルの目的は、見た目を新しくすることだけではありません。
現在のサイトを分析したうえで、ページ構成やユーザーの導線、問い合わせの増やし方など、目的を達成するための提案までしてくれるかを確認しましょう。
SEO・集客について相談できるか
検索からのアクセスがあるサイトなら、SEOへの理解も重要です。
既存ページやURLをどう扱うのか、リニューアル後の集客をどう考えるのかなど、「作る」だけでなく「見つけてもらう」ところまで相談できる会社か確認しましょう。SEOやマーケティングへの対応は、現在の制作会社選びの記事でも重視されています。
必要な機能・システムに対応できるか
予約、会員機能、検索、AIなどを導入する場合は、その機能を実現できる技術があるかも確認します。
「できます」という回答だけでなく、どのような方法で実現するのかを分かりやすく説明してくれるかも判断材料になります。
公開後も相談できるか
ホームページは公開して終わりではありません。情報の更新や不具合への対応、アクセスを見ながらの改善など、公開後にもやることがあります。
どこまでサポートしてもらえるのか、公開後の費用も含めて契約前に確認しておきましょう。公開後の支援体制も主要な選定基準の一つです。
2026年にリニューアルするなら「AI検索」も考えておきたい
これからホームページをリニューアルするなら、Googleなどの検索エンジンだけでなく、**ChatGPTをはじめとしたAIからの「探され方」**も考えておきたいところです。
これまで会社や商品を探すときはGoogle検索が中心でしたが、現在はAIに「○○に強い会社を教えて」「おすすめの商品は?」と質問し、その回答を参考にする探し方も広がっています。
だからといって、これまでのSEOが不要になるわけではありません。これからは、「Googleにも、人にも、AIにも正しく情報が伝わるホームページ」という視点が重要になってきます。
GoogleだけでなくAIに聞いて会社を探す時代へ
AIでは、単にキーワードを入力するだけでなく、「愛知県で○○に強い会社は?」「初心者向けの○○サービスを提供している会社を教えて」といった、会話に近い形で情報を探せます。
つまり企業側も、会社の強みやサービス内容、対応エリア、実績などを、AIが理解しやすい形でホームページ上に整理しておくことが、これまで以上に重要になります。
ホームページそのものにAIを導入する選択肢もある
AIは「検索される側」への対応だけでなく、ホームページそのものの機能として活用することもできます。
たとえば、AIチャットによる質問対応、ユーザーに合った商品・サービスの提案、会話形式のサイト内検索、多言語対応などです。
ただし、AIを導入すること自体を目的にする必要はありません。ユーザーにとって便利になるか、問い合わせや購入などサイトの目的につながるかを考えたうえで導入を検討しましょう。
これから数年間使うホームページだからこそ、「今」だけでなく、これからの探され方まで考えてリニューアルすることが大切です。
aini-kuでは、従来のSEOやユーザー視点のサイト設計に加えて、AI検索への対応やサイト内へのAI導入まで見据えたホームページリニューアルを行っています。
→ AI時代のホームページリニューアルについて詳しく見る
ホームページリニューアルのよくある質問
ホームページは何年ごとにリニューアルすべきですか?
「○年ごと」と決まっているわけではありません。デザインやシステムが古くなった、事業内容とサイトの内容が合わなくなった、問い合わせや採用などの成果が出ていないといった課題が生じたタイミングで検討するのがおすすめです。
今のドメインはそのまま使えますか?
現在の契約状況にもよりますが、原則として同じドメインを利用してリニューアルすることは可能です。契約先や管理状況が分からない場合は、制作会社へ確認を依頼しましょう。
今使っているメールアドレスはどうなりますか?
ドメインやメールサーバーの契約・構成によって異なります。リニューアルによってメールが使えなくならないよう、現在のメール環境を事前に確認したうえで進めることが重要です。
リニューアルすると検索順位は下がりますか?
必ず下がるわけではありません。ただし、URLやページ内容、サイト構造などを大きく変更すると、検索順位に影響する可能性があります。既存ページのアクセス状況を確認し、URL変更時には適切なリダイレクトを行うなど、SEO評価の引き継ぎを考えて進めましょう。
今ある文章や写真はそのまま使えますか?
利用できるケースは多くあります。ただし、情報が古くなっていたり、現在のサービス内容と合わなくなっていたりする場合は、この機会に見直すのがおすすめです。
また、写真や文章を外部へ依頼して制作した場合は、著作権や利用条件についても確認しておきましょう。制作会社へ相談する前に何を準備すればいいですか?
最低限、「なぜリニューアルしたいのか」「今のサイトで困っていること」「いつごろ公開したいのか」を整理しておけば十分です。
サイト構成や必要な機能など、専門的な部分まで自社で決めておく必要はありません。ホームページのリニューアルにはどのくらいの期間がかかりますか?
サイトの規模や機能によって異なります。一般的な企業サイトであれば3〜6ヶ月程度をひとつの目安として、余裕を持ったスケジュールを考えておくとよいでしょう。
公開希望日が決まっている場合は、早めに制作会社へ相談することをおすすめします。
ホームページリニューアル前チェックリスト
ここまで紹介した内容をもとに、ホームページをリニューアルする前に確認しておきたい項目をチェックリストにまとめました。
すべての項目が決まっている必要はありません。
分からない部分は制作会社と相談しながら決めればよいので、まずは現在どこまで準備できているか確認してみましょう。
| カテゴリ | チェック項目 | 確認 |
|---|---|---|
| 目的・課題 | リニューアルする目的が決まっている | |
| 現在のホームページで困っていることを整理している | ||
| リニューアル後に実現したいことが決まっている | ||
| ホームページを見てほしいユーザーが明確になっている | ||
| 現在のホームページ | よく見られているページを把握している | |
| 検索からアクセスされているページを把握している | ||
| 残したいページ・コンテンツを整理している | ||
| 改善したいページを整理している | ||
| Google Analytics・Search Consoleなどの利用状況を確認している | ||
| 制作内容 | 必要なページを大まかに整理している | |
| 必要な機能を大まかに整理している | ||
| 参考にしたいホームページがある | ||
| 原稿や写真を誰が準備するか決めている | ||
| 予算・スケジュール | 予算の目安が決まっている | |
| 公開したい時期が決まっている | ||
| 社内の担当者が決まっている | ||
| 誰が最終確認・決裁するのか決まっている | ||
| 契約・管理情報 | ドメインの契約・管理状況を確認している | |
| サーバーの契約・管理状況を確認している | ||
| 現在利用しているメールの環境を確認している | ||
| 現在の制作会社との契約内容を確認している |
まとめ|まずは「なぜリニューアルしたいのか」から始めよう
ホームページのリニューアルでは、いきなりデザインや機能を考える必要はありません。まず大切なのは、「なぜリニューアルしたいのか」を整理することです。
問い合わせを増やしたい、採用を強化したい、情報を分かりやすくしたいなど、目的が明確になれば、必要なページや機能、選ぶべき制作会社も見えてきます。
今回紹介した7ステップを、もう一度確認しておきましょう。
- リニューアルの目的を決める
- 現在のホームページを分析する
- ユーザー・競合サイトを調べる
- 必要なページ・機能を整理する
- 予算・スケジュールを決める
- 制作会社を選び、制作する
- 公開後の効果を確認・改善する
すべてを自社だけで決めてから制作会社へ相談する必要はありません。
まずは、「今のホームページで何に困っているのか」「リニューアルしてどうなりたいのか」を書き出すところから始めてみてください。
そして、これから数年間使うホームページだからこそ、現在の課題を解決するだけでなく、AI検索をはじめとしたこれからの変化も見据えてリニューアルすることが大切です。
aini-kuでは、現在のホームページの分析から、サイト設計、SEO、AI検索への対応、システム開発まで、リニューアルに必要なことをまとめてご相談いただけます。
「何から始めればいいのか分からない」という段階でも問題ありません。
まずはお気軽に現在のお悩みをお聞かせください◎



