更新日:2023年12月31日
【学習塾特化型】生徒が集まるLP(ランディングページ)を作成する9つのコツとメリットまとめ(事例あり)
新聞折り込みチラシやポスティングなどの集客だけでなく、インターネット集客の方法もしていきたいと模索していませんか?
今回は、ネット通販事業者が、学習塾や予備校がLP(ランディングページ)で集客を成功させる方法を、分かりやすく解説いたします。
売れるLPには、”コツ”があります!
この記事では、学習塾・予備校向けに売れるLPに近づけるコツを9つに絞って紹介いたします。
また、記事の後半には、LPをどのように活用していくのかについても説明しているので、ぜひ最後までお読みください!
記事を作成しています
当社は、LPで商品を売るネット通販事業を行っています。
これまで、寝具やギフトなどをLP1本で販売をしてきました。
現在では、ネット通販の経験を活かして、LP制作をはじめとしたネット集客はもちろん、卸売などのリアル集客支援も行っています。製造・教育・リサイクル・化粧品・サプリメント・観光・食品・Saasなど幅広い業種の支援実績があります。
LP(ランディングページ)とは?
ランディングページ(Landing Page)とは、訪問したユーザーに「購入」や「資料請求」などのアクションをしてもらうことを目的とした、縦長のページのことをいいます。
「ネット版のセールスレター」というと分かりやすいかもしれません。
ランディングページは、広告を出稿して運用することが多く、実際に閲覧したことがある方も多いと思います。
(参考)当社が販売した枕のLP
枕のLPを見る学習塾・予備校がLP(ランディングページ)を作成するメリット
LP(ランディングページ)は、学習塾などの生徒募集と相性が良いため、よく使用されています。
ここでは、具体的に学習塾や予備校がLP(ランディングページ)を作成するメリットについてご紹介します。
1.インターネット経由で、体験入塾や資料請求に繋がる
スマホの普及率が90%を超える現代では、さまざまな情報収集にインターネットが活用されています。
学習塾選びについても例外ではなく、2021年にテラコヤプラスが行った調査では、「塾選びに参考にするもの」1位にインターネットがランクインしました。
地域密着型の学習塾においては、新聞折り込みチラシやポスティングも十分に高い効果があると思います。
しかし近年では、地域密着型の学習塾でネット集客への投資を始めるところが増加しており、塾選びはますますインターネット活用が主流になっていくと言われています。
2.新聞折り込みやポスティングよりも広告費用がかからない
新聞折り込みやポスティングでもある程度のターゲット設定をすることは可能ですが、細かく絞ることは出来ません。
インターネット広告は、学習塾を検討しているユーザーや地域に限定して出稿することが可能なため、広告費の削減に繋がります。
Instagram広告 | 性別、興味、年齢、地域など |
Youtube広告 | 性別、興味、年齢、地域など |
リスティング広告(検索広告) | 特定のキーワードで検索をした人など (例)「学習塾 岐阜」「予備校 〇〇大学」 |
3.塾の魅力や競合との違いを、しっかり伝えられる
チラシやCMなどでは、紙面や時間など、「枠」の制限があります。
LP(ランディングページ)なら、そうした「枠」に制限がなく、自由に魅力や競合との違いを表現することが出来ます。
効果を高めるLP作成の9つのコツ【学習塾・予備校版】
LP制作には、”コツ”があります。
成果の出るLPには、次の3つの壁を突破する仕掛けが必要です。
これらの壁を突破する方法を、学習塾・予備校に特化して解説していきます。
※経験に基づいていますが、効果を保証するものではありません。
実際には市場分析やテスト・改善を繰り返しながら、LPを完成させる必要があります。
「見ないの壁」突破のコツ
まず最初に、「見ないの壁」を突破する必要があります。
広告をクリックしたユーザーの60%以上は、スクロールすらせずに離脱するというデータがあり、ユーザーに「続きを読みたい!!」と思ってもらうことが、まず最初に考えるべきポイントです。
学習塾や予備校のLP(ランディングページ)を制作する際に、「見ないの壁」を突破しやすくなるコツをご紹介いたします。
1.ファーストビューには、強烈なキャッチコピーか、実際の生徒の画像を使用する
訪問したユーザーのスマホには、日々、膨大な量の学習塾の広告が流れています。
Instagramを開いても、Youtubeを開いても、Yahoo!ニュースを見ていても、強制的に学習塾の広告が表示されているのです。
Google検索したら、その後しばらく関連した広告が表示されるという経験はあなたもあるのではないでしょうか。
同じ現象が、あなたのLP(ランディングページ)を訪問したユーザーにも起きているということをしっかり理解する必要があります。
つまり、競合他社と似たLP(ランディングページ)は、ほぼ「100%離脱」されます。
そこで、可能な限り
- 競合にはない、強烈なキャッチコピー
- 実際の生徒の画像
を使用することでファーストビューからの離脱を減らすことが出来ます。
フリー素材を使用している学習塾は多いため、実際の生徒画像を使用するだけで大きな差別化ポイントとなります。
(フリー素材と実際の生徒画像の比較)
競合分析と強み分析を行った上で、
ファーストビューをご提案いたします
競合の分析だけでなく、御社の強みも徹底的に分析した上でLP(ランディングページ)を制作しています。
デザイン性はもちろん「効果」を重視したLP制作は、ネット通販企業のaini-kuにお気軽にご相談ください。
2.ファーストビューには、地域名か学校名を入れる
ファーストビューに、「地域名」や「学校名」を入れることも効果的です。
全国一律のLPを制作して広告を出稿しているケースが多くあります。
「(地元の高校名)への合格率90%!!」「岐阜県で3ヶ月で成績を上げたい方へ」など”ローカル”な情報を加えるだけで、ユーザーの関心を得やすくなります。
3.競合との違いを、「一言」で説明する
キャッチコピーで、ユーザーの興味をそそることも出来ます。
前述した通りに、ユーザーのスマホ画面には、様々は競合他社の学習塾・予備校(ランディングページ)の広告が表示されています。
そんな状況の中で、ユーザーの興味をそそるためには、一目で「お!ここは違うな〜」と思わせるキャッチコピーにすることが重要です。
ただし、誇大広告や嘘にならないよう、過度なキャッチコピーは注意しましょう。
「No.1」などの優位性を示す数字を使用する場合には、第三者機関によるエビデンスを取っておきましょう。
【キャッチコピーの例】
→権威性があいまい
→〇〇高校に行きたい生徒の保護者の関心を惹く
→勉強しなくて悩んでいる保護者の関心を惹く。学習塾の強みが分かりやすい
信じないの壁
「見ないの壁」を突破したユーザーは、興味をもってLP(ランディングページ)を読み進めてくれます。
しかし、あくまで「広告」を通して、あなたの商品と出会っています。
ユーザーは、読み進めていくうちに、「都合の良いことしか書いてないんじゃない?」という商品や会社に対しての疑いを持ち始めます。
そこで、実際の成果やメディア掲載、権威ある人からの推薦などを用いて、安心してご検討いただけるような情報を提供してあげましょう。
学習塾や予備校がLP(ランディングページ)を制作する際に、「信じないの壁」を突破するコツは、次の2点です。
4.実際の生徒(または保護者)の声を掲載する(実績とともに)
年々、口コミを確認して、失敗しない商品選びを重視する傾向が強まっています。
そのため、LP(ランディングページ)内に、実際の生徒や保護者の口コミを入れることは、信用いただくためにとても有効です。
以下は、消費者庁が発表した、デジタル・プラットフォーム(AmazonやYahoo!オークションなど)での購入時に重視することの調査結果ですが、LP(ランディングページ)であっても同様といえます。
デジタル・プラットフォームでの購入経験や購入意向がある人が、「商品やサービスが期待とは異なる」不安を解消するために、多数の品ぞろえがあるデジタル・プラットフォーム内で商品・サービスを検索・比較す る、又は過去のレビューを確認するといった行動をとっている可能性が考えられます。
引用:令和3年版消費者白書 第1部第2章
利用者の声を入れるときに、より効果を高める方法が2つあります。
学習塾や予備校によっては難しい場合もありますが、可能な範囲で実践してみるといいでしょう。
- 生徒(または保護者)のフルネーム・顔写真を使用する
- 実績も合わせて掲載する(偏差値◯→◯にアップ! 偏差値〇→〇〇高校に合格!など)
5.メディア掲載がある場合は、掲載する
メディア掲載も強い信頼性に繋がります。
テレビや新聞、雑誌などに取り上げられた実績がある場合には、掲載しておきましょう。
行動しないの壁
数々の壁を乗り越えて、LPの後半にまで来てくれたユーザーは、商品に対して「依頼してみようかな」という検討段階にまで入っている場合が多いです。
しかし、近年はますます慎重に検討するようになっており、「失敗したくない」という感情と「でも興味はある」という感情が揺れ動いています。
「失敗したくない」という感情面だけでなく、実際に購入するには、個人情報を入力したりする手間があるため、”後回し”という選択肢が頭によぎってきます。
これが、LP(ランディングページ)の最後に立ちはだかる「行動しない壁」です。
「行動しない壁」を突破するコツは、次の4つです。
6.お客様は検討段階!いきなり「体験入塾」はハードルが高い
LP(ランディングページ)を見たときには、「検討段階」であることが多いため、いきなり「体験入塾申込」を依頼すると、ハードルが高くて離脱してしまう可能性があります。
あなたの学習塾に興味を持ったお客様は、次の行動として”再検索”をかけることが考えられます。
つまり、あなたの学習塾や予備校のホームページを見に行ったり、口コミを調べたりします。
ホームページからお問い合わせがあればいいのですが、たいていは、そのまま「後回し」にして忘れられてしまいます。
また、LP(ランディングページ)は一度離脱すると戻ってこないとも言われています。
「行動」までしていただくことはかなりのハードルがあるのです。
そこで、よく利用されるのが次の手法です。
- 資料請求を案内する
- 公式LINEに誘導する
ただし、オンライン家庭教師などの場合は、無料体験のハードルも低く、成約に繋がりやすい場合もあります。
自分の学習塾や予備校に合わせて、最適なオファー(お客様にしてほしいこと)を設定しましょう。
7.授業料の明確化
LP(ランディングページ)内で、授業料を明確化しておくことも「行動」に繋がりやすい1つの施策です。
お客様は、LP(ランディングページ)内の不足している情報を、”再検索”という方法で取得しようとします。
ホームページや口コミサイトへ移動してしまう可能性が高いのです。
ホームページからお問い合わせがあればいいのですが、たいていは、そのまま「後回し」にして忘れられてしまいます。
前述のとおり、LP(ランディングページ)は一度離脱すると戻ってこないとも言われています。
お客様の疑問を、あらかじめ情報開示しておくことで、離脱のリスクを減らし、行動(お問い合わせなど)に繋がりやすくなります。
8.時間を限定する
「〇月◯日まで限定!!」「お申込み終了まで◯◯分!」などの時間制限は、「行動」を促すことに有効です。
9.人数を限定する
「夏期講座、のこり2席!!」「◯名様限定、20%OFF」などの人数制限は、”後回し”を防ぐ効果があり、「行動」を促すことに有効です。
と思った方へ。
ネット通販企業の最新ノウハウを活かしたLP制作を20万円〜!
LPの基礎はもちろん、市場動向・最新のトレンドを押さえたLP(ランディングページ)を制作しています。
デザイン性はもちろん「効果」を重視したLP制作は、ネット通販企業のaini-kuにお気軽にご相談ください。
LPを届けるための、広告運用テクニック【良いLPを作っても、見てもらえなければ意味がない!】
これまで紹介した「見ないの壁」「信用の壁」「行動の壁」の3つの壁を突破するLP(ランディングページ)ができていれば、かなり良いLPになっているはずです。
しかし、どれだけ良いLPでも、見てもらえなければ意味がありません。
多くの方に届けるために、広告を出稿するという方法があります。
インターネット広告には、たくさんの種類があり、ターゲットや業種、目的に合わせて使い分ける必要があります。
ここでは、代表的な3種類の広告を紹介します。
インストリーム広告 (Youtube,Facebookなど) |
動画の最初や最後もしくは途中で再生される広告 |
ディスプレイ広告 (Google,Yahoo!など) |
Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告 |
リスティング広告 (Google,Yahoo!など) |
検索エンジンの検索結果ページにおいて、ユーザが検索したキーワードに関連した広告 |
はじめて広告出稿をするという方は、ディスプレイ広告かリスティング広告(検索広告)から初めてみましょう。
特にリスティング広告(検索広告)は、積極的に検討しているお客様が多いため、比較的早く成果に繋がる可能性も高いです。
LP制作は、自社と競合とお客様の3つをしっかり知ってから制作しよう!
近年は、インターネット広告も赤字で運用している企業が多くあります。
「広告出稿すれば売れる」時代は終わりました。
効果的なLPを制作するためには、LPの基本と最新のトレンドを押さえた、知識と戦略が必要不可欠です。
当社では、LP(ランディングページ)を始めとした「ネット集客」と卸売や展示会などの「リアル集客」の双方の情報発信をしておりますので、ぜひチェックしてみてください。
また、ネット通販事業者だからこそ、広告トレンドも踏まえた「成果重視型のLP制作」も可能です。無料相談会も定期的に開催しておりますので、お気軽にご相談ください。